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平成26年10月22日(水):府大高専生から防災士が誕生

独立行政法人国立高等専門学校機構明石工業高等専門学校(校長:京兼 純)は近畿地区7高専連携の防災教育プロジェクトとして「防災リテラシー」授業を 行っています。そのプロジェクトの一環として、大阪府立大学工業高等専門学校(校長:藤原德一)は、平成26年度から夏期集中講義として授業の提供を受け ました。この授業は、日本防災士機構の認定を受けており、この授業を受けた者は防災士試験を受験することができます。
去る10月11日(土)に防災士試験が大阪府大高専で実施され、受験者26名全員が合格通知を受けました。今後、合格者は、登録手続きを経て正式に防災士となる予定です。このように高専生が学校単位で受験し、合格したのは初めての事例です。
なお、奈良高専も本校と同様、10月12日(日)に防災士試験があり、15名全員が合格しました。主管校の明石高専も来春に実施の予定です。
防災の基礎知識を持った高専生を「防災士」として、まとまって世に出すことができるようになったことで、今後、多くの高専生が専門分野や地域、学校、職場で、防災のリーダーとして活躍していくことが期待できます。

PR-15-防災士10月22日(photo1)写真1:大阪府大高専での防災士受験風景(平成26年10月11日) PR-15-防災士10月22日(photo2)写真2:奈良高専での防災士受験風景(平成26年10月12日)