校長挨拶 Message from the President

「ものづくりの実践的なチーフエンジニア(リーダー)となる
人材の育成」

大阪府立大学工業高等専門学校は、高度経済成長期に科学技術の進展に即応できる人材養成のため、昭和38年(1963年)に大阪府立工業高等専門学校として設立され、5年一貫の技術者教育を行ってまいりました。この間、学科改組や専攻科設置を経て、平成23年からは公立大学法人大阪府立大学に移管され、新たな歩みを始めました。今後とも、公立大学法人の中の高専として、「キャリアデザイン支援の推進、社会の変化への対応並びに産業界や地域社会との連携」を重視しながら、教育・研究の質を一層高揚することで、地域貢献できる人材の育成を目指してまいります。

1.キャリアデザイン支援の推進

入学直後から卒業・修了を見据えて、学生が自らの責任で自分らしい職業観を構想し、実現するためのキャリアデザイン支援を積極的に進めております。授業や特別活動を通して、いま自分が生きている時代を的確に認識する力、自律・実践を通したものづくりにおける創造力、実践・協調を通したリーダーシップを体得・伸長できる仕組みになっています。これら一貫した教育体制を通じて、現実を直視して創意工夫しながら目前の課題を克服していく挑戦的精神とそれを成し遂げるだけの高いレベルの専門的な力を兼ね備えた自分の夢を達成できる高い志を持ったチーフエンジニア(リーダー)の育成を目指しております。

2.社会の変化への対応

グローバル化に伴う製造業を中心としたものづくり産業界の変貌、科学技術の急速な進展、若年世代の大幅な減少、より高度で複雑・多様化した社会ニーズなどへの難しい課題対応が求められています。このことの重要性を認識し、また本校にとっての新しい飛躍のチャンスと捉え、本校教育理念「自律・実践・協調」のもと、課題発見・解決能力およびコミュニケーション能力、倫理観を持った創造的かつ実践的技術者の育成を行ってまいります。

3.産業界や地域社会との連携

都市型高専として、これまでにも増して産業界や地域社会との連携を深めてまいります。 また、大阪府立大学とのさらなる連携により、その教育研究資源も活かして「ものづくりリーダーとなる実践的な技術者(チーフエンジニア(リーダー))」の育成に努め、今後も社会で高く評価され、各方面で活躍できる有用な人材輩出に取り組んでまいります。

 

今後とも、大阪府立大学との更なる連携、協力を通じて、国際社会を視野に入れた未来志向型の教育を実施し、学生の夢を実現できる学術的・実践的な教育の取組みを進めて参りますので,本校にたいする皆様方の今後とも変わらぬ一層のご理解とご支援を賜りますようにお願い申し上げ、就任の挨拶とさせて頂きます。

2018年4月1日
大阪府立大学工業高等専門学校
校長 東 健司